鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

風の時代の、扉(その5)

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今や「風の時代」という「時」が到来したので物事の流れが変わり、人生における価値観といったものは内面重視になり、従来の外面重視の価値観といった志向は逆転していくでしょう。

この流れの中で、従来の価値観にどっぷりつかっていた人たちは、やがて従来のようには物事が運ばなくなっていることに気がつくでしょう。

そして、これまで何かと感じすぎ考えすぎと言われていた心優しいが不器用な人たちは、勇気を奮って自らの心の羅針盤に正直についていったとすれば、いわゆる神の追い風のようなものを感じながら、心が充実する成果を得ることが出来やすくなるでしょう。

 

時代が変わったということは、こういうことなのです。

運の現れ方や向く方向がこれまでとは変わるとでも言いましょうか。

いや、より踏み込んで言えば、もともとはそうであったものが、これまでは人々の価値がまるで外側の財産や地位などの見えるモノのみにあるかのような幻想を擦りこまれてきた(そういった流れの時代であった)ので見えていなかった、が、霧が風で吹き消されるがごとく今や再び真実の姿が見えるようになってきた、というべきかもしれません。

 

当然以前のブログでも書いたように社会も個人も混乱します、なぜならば世の流れが変わるのですから。

しかし、その中で新しい時代の流れを感じようとしながら自らの本当の心を訪ねその羅針盤を頼りにするならば、その中で新しい時代の中で感じやすくなるシンクロニシティの助けもあり、(傍目から見ると大したことでなくとも)自らの心を満たしてくれるものを得ることが出来るでしょう。

これこそが、人生なのです。

 

ですから、もしこのブログを多少でも関心持って読んでいらっしゃる方は、まずは外面的な執着、こだわりといったものを取り外し、自らの心を訪ねるチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。

実際やってみると雑念が入り結構難しいと思われるはずですが、やりがいのあるチャレンジであるとも思いますが(因みに私もまだまだ難しくて、大変な思いをしながらチャレンジを続けています)。

 

追伸

 

最後に大切なことをもう一つ。

それは、上で言ったような内面を見つめる価値観で人々が生きていくには、皆が協力する必要があるということです。

皆がバラバラでは、これまでのような弱肉強食の社会を続けざる負えなくなります。

したがって、今後新しい社会システム像といったものの提示も併せて必要になろうかと思います。

これにつきましては、私も私なりに考えてみて、またこのブログなどに投稿させていただこうかなと思っております。