隠せない時代へ〜佐々木氏とLINE・情報総動員(その4)
佐々木氏とオリンピックに関する話題、あるいはLINEの問題につきましては、まだいろいろと情報がくすぶっているようです。
更にここにきて、外資の資本規制との関係で日本テレビやフジテレビの問題も指摘され始めてきました。
この問題が今後どう展開するかはわかりませんが、この問題もテレビですから情報に関する話題です。
そしてこれらの問題に共通するテーマは、戦後続いていた情報の権威の信頼性が揺らいでいるということです。
ぱっと見LINEの問題はこのテーマから外れているように見えますが、LINEのような私のような素人でも問題がありそうだとわかるツールを、国を始めとした行政が採用しまた上で上げたようなオールドメディアがしきりに不自然なほど宣伝してきたという点においては、問題の根っこは同じかと思います。
更に、その後のオールドメディアのこれらの問題に対するネットの世論とは好対照な消極的な対応から見えてくるのは、これまである一部の人たちでつるんで色々なことをして来たので、今一生懸命火消しているのではないかと言う雰囲気です。
そうです、これらの問題は各々別々の問題ではなく、ある一つの利権構造、利権階層に関するこれまでならば露見することのなかった(露見したとしても都市伝説として葬り去ることが出来た)アンタッチャブルな姿が、図らずもその姿の別々の断面が同時多発的に露見してしまった状況である、ということです。
これは別々の問題ではなく、一つの大きな問題点がカタチを変えて出ているということです。
それでは、この問題はどんな問題で、今この時に露見してきたということをどう捉えたらよいのでしょうか。
続く