鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

ワクチンの風向き変わってきている?

コロナワクチンの話しです。

 

一昨日、ワクチンの職域接種の予約がワクチン需給のひっ迫を理由に一時休止になりました。

この内容を額面通りに受け取ればワクチンの職域接種が予想を上回る凄い人気なので、一旦交通整理をする時間を作ったということになるでしょう。

 

が、この話をみんなが額面通りに受け取るかというと、どうもそうではないようです。

私の周りの極々小さな巷では、むしろ同日発表されたワクチン接種の副反応の関連の疑いがある死者数が二週間前の発表よりも大きく増加したことと結び付けて何か裏がありそうと感じている人の方が多いぐらいです。

 

この辺りの本当のことは当然わかりませんので、ここでは私の感じる流れの話をいたします。

結論から言いますと一昨日の一時休止の発表が、これまでのワクチン接種に対して熱を帯び前のめりになっている一般的な大衆の流れ(当然反対の流れはありますが)が一旦冷静方向に転じ徐々に逆回転(つまりワクチン接種に慎重なスタンスになる、あるいはワクチン一辺倒から薬併用に期待のシフトが始まる)し始めるという、その節目の出来事になるような感じを漠然と受けています。

すみません、確たる論拠もなく単なるヤマ勘ですが。

 

ただ、ここにきてワクチンのキツイ副反応の話しが日本のみでなく欧米や台湾、韓国などで出てきているということ。

7月4日がアメリカのバイデンが公約に掲げたワクチン接種率達成の期限(未達に終わるとの見通しです)であること。公約未達ならアメリカでのワクチン接種への圧力が弱まる可能性がある。

WHOに対してやワクチン接種の世界的な旗振り役として非常に大きな影響力を持っていたアメリカ国立アレルギー感染症研究所所長のファウチ氏に、今武漢ウイルス研究所に関する諸々の疑惑が発生してアメリカ国内の一部で糾弾の動きが出てきていること。

日本においてもオリンピック開催との関係だけに限定して考えれば、接種後その効果を発揮し始めるまで2~3週間の時間が必要とされるワクチン接種の役割は終わりつつあるということ(もちろん一般論としてのワクチンの役割は全然終わっていませんが)。

これらを総合的に勘案してかつ世論の風向きの変化をバックとして、日本の行政側がスタンスを変えざる負えなくなる可能性があるかもしれません。

この辺りの背景は押さえておく必要はありそうな気がします。

 

現在ワクチン担当の河野大臣は国民の一部に出てきているワクチンの安全性に対する懸念払拭に尽力されているようですが、もし一旦流れが変わればその流れに抵抗できるかどうかは今のところ未知数です。

 

もう一つ、オリンピック開催に関する昨日の天皇陛下のご心配拝察の話題も、この拝察に対する政府の対応次第では行政不信という形で意外と今後のワクチン接種にも連動してしまいブレーキ役として機能してしまうかもしれません。

 

繰り返しになりますが、あくまで私のヤマ勘であることには変わりがありませんので。

 

この問題については今後の社会の在り方にも深く関わってくる(そういった意味で土地親和論とも関わりがある)事柄ですので、引き続き注視しより多くの情報を得ながら考察していきたいと思っています。