今年はハロウィン選挙、そしてハロウィンの源流から引き出せるもの ‐ 神話編その1
前回のブログで、今年の衆議院選挙はハロウィン選挙になることについて書きました。
今回のブログでは、ハロウィン、「目に見えない世界」との交流、岩戸が開くなどの神話的側面について、改めて私が考える「神話」として自由な気分で想像して書いてみたいと思います。
まず前回のブログの該当部分をおさらいします。
ハロウィンとは
「ケルト人にとって10月31日は1年の終わりの日。
またこの日は秋の終わりを告げる日でもあり、この日の夜冬が始まるとともに死者の霊が家族を尋ねてくると信じられていた。
そして死者の霊とともに邪悪な精霊や魔女もこの世に出てくるので、このような邪悪なものから身を守るために人々は仮面をかぶり、魔よけの焚火を焚いていた。
これがハロウィンの起源。」
ざっとこんな感じです。
前回のブログでも書きましたが、ケルト人にとってこのハロウィンの日の頃は、あの世とこの世、つまり「目に見える世界」と「目に見えない世界」の間を閉ざしていた門が開き、両方の世界が交流する時期になるということです。
日本流に言えば「岩戸が開く」時期というわけです。
で、この日に現代日本にとって一番大きな「民主主義の祭典」である「衆議院選挙」の投開票が行われるのです。
古代ケルトと日本の縄文が自然や精霊に代表される多神と人との共生を基盤としていたことを鑑みれば、古代ケルト人の祭典であるハロウィンと縄文人の末裔がまだまだ大きな割合をしめていると考えられる現代日本人の祭典である「総選挙」が同じ日になるということは、何か意味があることなのかもしれないと感じる人が出てきても不思議ではないでしょう。
もちろんこんなことは迷信である、と鼻から馬鹿にする人が大半かと思います。
しかし、このハロウィンのテーマは「目に見える世界」と「目に見えない世界」の交流です。
(あくまで私の考えですが)「目に見える世界」と「目に見えない世界」の交流への受け取り方によって人々が2分化している今まさにこの時にあって、この日付の一致に何かを感じる人々は必ずいる筈です。
しかも少なくない人々が。
これまで何度か言ってきましたが、私は何かを感じている人達にこのブログを書いています。
また、今何も感じない人にこのブログを読んでいただいて、そのうちの幾ばくかの人が何かを感じることへの導入になれば良いとも思っています。
筆を進めます。
ハロウィンによれば、この日は死者の霊とともに邪悪な精霊や魔女も出てくる日です。
来る衆議院選挙の日にも邪悪な精霊や魔女が出てくるのでしょうか。
一方岩戸が開くと上のような悪とともにいよいよ世直しの神がこの世に出てくるという伝承も聞いたことがあります。
ハロウィンにしろ岩戸が開くにしろ、その後一旦善も悪も入り乱れたカオスがこの世に生じることになるとも読めます。
ハロウィンではこの時期一旦開いた「目に見える世界」と「目に見えない世界」の間の門は直ぐに閉じ交流は終わるようです。
そんなことは私が調べた限りどこにも書いていませんが、これまでハロウィンが毎年のどかに続いてきたことから、そのようなことであろうことは伺い知れます。
では今回の総選挙はどうでしょうか。
善と悪が明け放しのカオスの中で行われる「総選挙」の結果は、通常であればその後2~3年の日本政治の趨勢を決めることになります。
少なくとも来年夏に予定されている参議院選挙までは続きそうです。
であれば、いわゆるハロウィンに始まる「目に見える世界」と「目に見えない世界」の交流は、少なくともしばらく日本で続くということになります。
つまり総選挙以降、「目に見える世界」と「目に見えない世界」の間の門は開け放しになってしまうということです。
このことは11月1日からは今までとは違う別の世界が始まるということを意味します。
続く