鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

以前このブログで「8月以降に情報開示がおこりそう」と書いたことについての今の感想(その2)

前回のブログの続きになります。

 

私はコロナとワクチンの展開を見てくる中で明らかにわかってきたことがあります。

 

それは、現在が大きな変動期であるという予感を持っている一群の人々がいる一方、対照的にそれなりの社会的地位や見識のある人まで含めて世界は変わらずコロナの影響は残ってもこの世界の基本的なルールは今後も変わっていかないと確信している非常に多くの人たちがいるということです。

 

この世界の地下水脈でおきている変動が視界に入っていない人たちは、前回のブログで書いた今世界や日本でおきている様々な問題に対してもこれまでの延長線上の解釈を繰り返し、また「目に見えない世界」なども全く感じていないか何か別のフィルターを通して感じているようです。

こうした人たちの中には、目に見えない世界の存在の可能性を説く考え方そのものを陰謀論と捉え忌み嫌い馬鹿にする人さえいます。

このような人たちの中にはコロナの恐怖心により本来持ち合わせている直感なり感性なりがマヒしている人も多少いるようですが、一方もともと目に見える世界の現世利益に執着し、その結果変化の兆候を見る能力を今現在失っている人も大変多くいるようです。

その結果こういった人々はワクチンパスポートを使って新橋の居酒屋でコロナ前と同じように深夜まで会社の同僚と飲み食いして日ごろのストレスを発散することを、ただ無邪気に楽しみにしていたりするのです。

 

以上の結果、今この世界でおきている様々なことが今後の世界の大きな変化に繋がる予兆であることについて、人々のとらえ方が今まで見たことがないほど大きく分断されてきていると見えるのです。

まるで大地震の予兆を捉え落ち着かなくなった野生のナマズのような一群の人たちがいる一方で、飼い主の庇護のもとかごの中で目の前の餌だけ見てぬくぬくとしているペットのような気分の多数の人たちがいるかのようです。

ここでどちらが幸せかは、皆様がご判断ください。

もし大地震が来なければ、ペットはこの上なく幸せでしょう。

一方野生のナマズは過酷な自然を生き抜かなければなりません。

しかしもし大きな地震がきたらどうでしょう。

野生のナマズはもともと過酷な自然を覚悟し、また地震の予兆も捉えていたのですから、少なくとも腹は座るはずです。

そしてパニックの期間も少なく、比較的早く前を向いてしかもこれまでとは違った革新的な価値観のもと歩み始めることが出来るかもしれません。

しかしペットは大変です。

何故ならいつも守ってくれると信じていた飼い主が大地震ではなすすべもなく無力で、気が付けば自分を置いてどこかに逃げてしまったことが露呈してしまうかもしれないからです。

そうなったらペットは大変です。

もしかしたら気力がポキッと折れてしまい、サバイバル出来ないかもしれません。

因みに私はこれまでのブログで散々書いてきましたが、近々社会的経済的な大きな地震が来そうな予感がしています。

 

そしてこれまで書いてきました通り、この2種類の人への分水嶺が「見えない世界」と繋がっているかとどうかということであります。

そしてこの「目に見えない世界」に繋がれば、自ずと「目に見える世界」と「目に見えない世界」との間のバランスを取る柱のようなものの存在も見えてきます。

この「見えない世界」と「目に見える世界」との間を繋ぎバランスを取る柱のようなものを、人は古来「神」とも「仏」とも「サムシンググレイト」とも「お天道様」とも呼んでいました。

私の中ではこの呼び方は何でも良いと思っています。

もし皆様方がキリスト教なり仏教なりイスラム教なりヒンズー教なり神道なり、何らかの宗教をお信じになられているのならばその宗教を通じてこうした世界に通じていくということで良いでしょう(教祖の個人崇拝はこの中には入りませんが)。

また自然や何かの候植物との交流、またはそれこそ自らの心への何かからの呼びかけ、といった形もあるかもしれません。

あるいはヨガや禅や気功なりを通じて、何かと通じる感覚になる方もいらっしゃるかも知れません。

 

私の提唱する「土地親和論」の実践を通じてもそれは可能かと思います(私は教祖のような者では決してありませんので、そこはお間違いなく)。

 

要はどのやり方でも良いのです。

自らが目に見えない世界の可能性を感じて自分なりのやり方でその世界に心を向けるようにすれば、必ず何か自らの心なり体験なりにその世界からの返答があり、その交流の繰り返しを通じて両方の世界が繋がって行く道筋が見えていくことになるでしょう。

また同時にいわゆるサムシンググレイトの存在も感じることになるでしょう。

 

ともかくキーポイントは自分なりに「目に見えない世界」に通じるか否かです。

「目に見えない世界」は「虚数の世界」とも「マイナスの世界」とも言えます。

つまりこの世の数の感覚では数えられないということです。

このことは、「目に見えない世界」では時間や物質の限界を突破していく無限の可能性を秘めていることを示しています。

私達個人にとって「目に見えない世界」と「目に見える世界」は、当然当の私達自身をハブとして相互に繋がっていますので、「目に見える世界」が「目に見える世界」つまり私達の日常の世界に何らかの影響を与えることも容易に想像できるかと思います。

 

ですから「目に見えない世界」に通じているかどうかにより、人間が今後大きく分かれていくというその兆候が見えた、ということが私にとっての今回の大きな情報開示であったということです。

そして今後の大変動の中で人間が次のステージに上がるということが、この現実界の時間や空間の制約を超えて無限の可能性を秘めている「目に見えない世界」に通じるということであるということが、私なりにわかってきたということです。

そしてそのためには、この俗世への執着を少なくして、とは言っても現世でやりたいことは楽しんで(ということは今現在お金も大切です)、そのバランスを取りながら生きていくことが大切なのです。

 

ただし本性がそもそもこの俗世の悪人である私は言うまでもなく私より善良であろう多くの方々にとっても、この俗世で執着のバランスを取り続けるのは中々難しいことですが。

が、そこは頑張りましょう。

 

 

(備考)

 

「土地親和論」を以下のように提示します。

「地と人は繋がっており一体です」

したがって、

「これからは、人はそれを自覚し、地に足を付け、地に感謝し、地を清め浄化し、また地から必要なものを豊かに恵んでもらい、地やその元である地球のありとあらゆる生命やモノ・コトと助け合いながら、また人々も助け合いながら生きていくという哲学を基盤として、新しい社会やコミュニティを皆で知恵や工夫や情報を出し合い創っていきましょう」