鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

B/N 2020.12.17 シンクロニシティ・注意!占いとの付き合い方

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③ 個人崇拝をしてはいけない
占星術や易等は同時性にかかわるものですが、その情報は占星術師や易者などの占師等の人を通じて入手することが一般的です。
その場合、皆様が入手する情報は一度他の人の解釈を経由してくるということになり、入手した情報にはその経由した占星術師なり易者なりの個人的感情やこだわりが入っていないとも限りません。


本来、同時性はその人の奥深い深層の真理、心、魂に直結して関連するものですので、他の人の個人的な情報がその中に混入してしまうことは極めて危険と言わざる負えません。


私が以前のブログで西洋占星術の情報について、ネット等から入手した複数の情報の公約数などと書いた記憶がありますが、これは上で書いたことからです。


ですので、他の人の口から出てくる情報を何でもかんでも信じてしまうのは危険です。
これは、俗に霊能者や教祖様と言われる人の情報を扱う時も同様です。
過度の個人崇拝は極めて危険ということになります。
もちろん誰も信じるなとは言いません。相性の良い方もいますから。
ただし、この場合も極端にその方に頼ってしまうのはよろしくないと思います。


以前のブログで書きましたが、西洋占星術ではこれから本格的に「風」の時代になると言われています。
今までの土の時代の「信じる」から、風の時代は「知る」時代、「個」の時代、軽い時代です。また、モノ偏重の時代からモノと精神が調和した時代、つまり精神性が今よりも尊重される時代になってゆくでしょう(当然個人差はあるでしょうが)。
この時代で必要なのは「個としての自分が知ってゆく」ということです。
そして個としての人々が繋がってゆくのです。


そういった時代では、今までのように他人を安易に信じる(崇拝する)のではなく、個の自分として知っていかなければなりません。
私が過去の「自らの直感力を動員し」などと何度も書いていますが、それはこのことが背景としてあるからです。
そう、風の時代は人々のモノへの執着が薄くなるにしたがって同時性の原理が表に出てくる時代になるでしょう。
それは裏を返せば人々の直感が今までより研ぎ澄まされたものになるということを意味していると考えられるのです。


続く