鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

風の時代=新人類の時代(その3)

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今日はおまけのブログです。

 

若いころ私はコモドアーズ等のファンク系の音楽が好きだったのですが、同時に1980年代(特に前半)の期間は当時のリアルタイムの米ビルボードチャートのヒット曲を手当たり次第に聞いていました(そのうちホールアンドオーツやカルチャークラブ等のお気に入りも出てきたのですが)。

 

そして今は以前のブログでも書きましたがBABYMETAL の大ファンです。

日常聞く音楽も大体BABYMETAL であとは時々山下達郎氏の音楽です。

もちろん1980年代中心の懐かしい洋楽も聞きますが。

 

昨年はそれに合わせてもう一曲お気に入りの曲がありました。

それは、恐らく昨年アメリカで一番売れた歌だと思いますのでご存じの方も多いかと思いますが、THE WEEKENDが歌うBLINDING LIGHTS という曲です。

この曲は正確には2019年の後半に出された曲だと思いますが、2020年を通じてずっとヒットし続け、今でも広く聞かれているようです。

私も昨年はBABYMETAL 以外では一番聞いたのがこの曲になるのではないかと思います。

 

この曲のコンセプトは1980年代サウンドの復刻だそうです(だから私にも引っかかったのですが)。

曲は(異論があることかもしれませんが)私には80年代に大ヒットしたA―HAのテイクオンミー(曲も良いですが、ミュージックビデオが出色の出来であったと記憶しています)という曲をリズムの使い方などをはじめとしてインスパイアして作ったように思えました。

 

以上何を言いたいかというと、「私の好きな曲紹介」というわけではなく、ひょっとしたら(このTHE WEEKENDかどうかは別として)音楽業界も風の時代ということで1980年~1990年あたりに流行った曲やジャンルの傾向を意識しているのかな、と思ったということです。

実はこのTHE WEEKEND以外にも、(私の本当につたない情報網でも)私が曲を聞く限り、デュアリパやカイリーミノーグなども1980年代を意識した曲を出しているように感じました。

 

もちろん専門家に聞けば、今の流行りが何々だから1980年代サウンドに回帰しているのだとか何とかもっともらしい背景や理由を言うのでしょうけど、ひょっとしたらもっともらしい理由は後付けで本当は星の巡りが計算された上で意図的に仕掛けられているのかもしれません。

もちろんこれはあくまで私の根拠のない想像ですが。

 

しかし、もし本当に星の巡りが音楽の流行りにも影響するとすれば(と言うか影響しそうですが)、今後世界的に流行る音楽のジャンルもこれまでとは変わってきて、今やアメリカで廃れてしまったと言われているロックなども多少復権するかもしれませんね(より先進的と言われるイギリスのチャートでは最近ロックの調子が良いようですが)。

 

一部では音楽はその時の社会を示す鏡とも言ったりする向きもあるようです。

今後新人類の時代がどうなるかを占う意味で、音楽の流行り廃りがどうなるか、ちょっと注目したいと思っています。