鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

ワクチンについて考える(その1)

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今回は危ない話題です。

今話題のコロナワクチンについて書いてみたいと思います。

今後の新人類の世紀を考える上で避けて通れないテーマかと思い、敢えて書くことにしました。

と言っても、ワクチンを打つべきだ、とか、打つべきでない、とかについて書くわけではありません。

 

むしろ、「ワクチンを打つべきだ」と言う人と「打つべきではない」と言う人の志向の違いについて考えて見たいと思っています。

 

まず、私が理解している主な「コロナワクチン」についての情報から。

・ コロナワクチンは感染した時の重症化を緩和するためのものであり、ワクチンを打っても(ワクチン未接種の人より確率はそれなりに低くなるということですが)コロナに感染するし他の人にもうつす。従ってワクチン接種後も今まで通りマスクは必要である。

・ コロナウイルスの変異に対してどこまで有効性を保てるかは、まだ正確にわかりきっていないところがある。なおコロナウイルスは世界中で頻繁に変異を起こしているということである。

・ 変異に対する対応もあり、どうやら今後年に2~3回ぐらいワクチンを継続的に接種していく必要があるという話もある。

・ 他の病気における十分な安全性と有効性を担保したワクチンを完成するためには少なくとも数年はかかるか、または何十年たっても出来ないか、と言われるくらいワクチンを作ることは難しいようである。

それに対して、今回は1年くらいで出してきた。

ただし突貫で出してきたので、動物実験臨床試験等本来必要とされる十分な安全性や有効性を担保するための工程は一部省かれているという話もある。

実際、製薬会社も安全性についての保証は十分に約束しない条件でワクチンを提供しているようである。

したがって、数年後に予期せぬ後遺症が発生するかもしれないが、そのあたりはわからない(そのようなことは全く起こらない前提で報道されているようだが)。

 

この他にもいろいろあると思いますが、そのあたりはご興味があればお調べください。

 

以上、ざっと見ただけでも(私の素人考えで恐縮ですが)ワクチンはまだ本来の意味で完成したという段階に完全に到達したという状況にはないように思えます。

まあ、提供する製薬会社のスタンスから言っても、私の感想は当たらずも遠からずかと思います。

 

要は、今提供されているワクチンが本当にどこまで有効なのか、また人体に十分に安全なのかについて、まだ確定的なことは言いきれないところが残っているということであると言えると思います(もちろん、それなりに有効であるという途中経過は出ているということですが)。

 

このような状況では、ワクチン接種に逡巡する人が出てくることは致し方ないことかと思います。

反面、現状コロナ化の社会情勢と現状出ているワクチンの有効性を勘案して、このまま指をくわえて見ているのではなくワクチンの内容を正しく理解した上で早めにワクチン接種を広く行うべし、という考えがかなりの人の中に存在することは全くおかしいことではないことは理解できます。

 

ただ上に上げた人たちとは違う、私は首をかしげてしまう一団の人々がいるのです。

 

続く