鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

人が二極に別れている(その5)

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そしてもう一つ、ワクチン接種に対するスタンスの中でとても気になること、

それは

 

ワクチンを打つという人と、ワクチン様子見と言う人の間に、お互い全くと言っていいほど理解し合えない溝があるように感じることです。

 

更にこの溝は、思想信条、趣味嗜好、性癖等々、通常わかり合いづらい溝とは無関係に、例えば同じ思想信条の人間の間でもワクチン接種についてわかり合うことが出来ず、逆に正反対の思想信条の人間間でもこのワクチン接種については共闘が組めてしまう、といった具合で特殊な溝が出来ているようなのです。

 

直観による情報がキャッチできているか否か、活用できているか否かによる溝という感じでしょうか。

 

まさに直観の発露によって、人は2極に分かれ始めているようにも感じます。

割合としては直感を発露している人間の方が圧倒的に少ない感じがしますが、反面その数が日に日に増えているようにも感じます。

もしかしたら今この世界と人間は、私達が想像する以上にドラスチックに変化し始めているのかもしれません。

 

このような不透明な時代には、日々様々な局面において努めて心の平衡を保ち物事を俯瞰して見ていく必要がより重要になっていくのではないかと思います。

更にそんな心の持ち方をするためには、この世の中でどんな行動原理で生きていくのか、またその行動原理の背景にどんな哲学を持っていけば良いのか、そういったことも非常に大切になってきているということを改めて感じている今日この頃です。