鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

土地親和論‐誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティの創造 (このシリーズを始めた理由 後編)

前回のブログの続きになります。

 

前回のブログの最後で私はこう書きました。

 

「人々が次世代への階段を上っていくには、自らの「心の持ちよう」を変えていくしかないのです。

そして、人が「心の持ちよう」を変えていくための一つの入口が「土地親和論」の概念を実感しそれを実践していくことにより広がっていくということを、私は確信しています。

 

ですから、私はこの「土地親和論」を皆様方にご紹介していくこと、更に「土地親和論」の概念を基盤とした次世代の社会創造への「型」を模索し創造していくことが、私に課せられた人生の課題であると考えています。

そして、その課題を胸にこれまでブログを書いてきたのですが、これからは次のステップに進む段階にきていることを実感しています。」

 

と。

 

私はこれまで「土地親和論と心の持ちよう」をテーマとしたブログをたびたび書いてきました。

そして、昨日のブログで書きましたように、今や世の中の転換期ということで世界的な動乱が現実のものとして見えてくるようになってきました。

そういった状況の中で、私自身も「土地親和論」の後段に書いた「助け合うコミュニティ」の創造に向けて、具体的に実践していく活動をしていくことが必要な時期に来たということをヒシヒシと感じています。

 

ただし、まだ私自身の中にも具体的なコミュニティ像は出来ていません。

従いまして、走りながら造っていくしかないかな、と思っています。

また既に多くの方が新しい社会やコミュニティの創造に向かって具体的に活動していることも当然わかっております。

今後はそういう方々とも連携を取っていくことが出来たらとも思っています。

 

そして、まずは私の今出来ることつまり私が考えていることや課題を発信していくことから始めようということで、土地親和論から生まれる「助け合うコミュニティ」とはどういうものかを模索しそのコミュティの具体的な創造に繋げていく、ということに焦点を当てたブログのシリーズを書いてみようかとの考えに至りました。

 

そのために、まず私の頭の中に浮かんでいる「助け合うコミュニティ」とはどういうものかを考えて整理してみることにしました。

 

私の頭の中に浮かんでいるコミュティは、この世の物質的な価値観のみに執着しているという状態を脱し精神的に進化し変貌した人々による「助け合うコミュニティ」ということになりますので、そのような共同体はお互い助け合って「誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティ」ということになるのではないかと考え、これをそのままブログシリーズのタイトルともすることに致しました。

 

以上より、私はこれから「誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティの創造」というタイトルのブログシリーズを開始して、文字通り「誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティ」の創造を模索していきたいと思っています。

 

次回以降、具体的な内容をテーマとして書いていきたいと思っています。

 

なお引き続き、従来通りの時事的話題や「心の持ちよう」に関するブログも併せて掲載していきます。

 

最後に、このブログを読んでいただいた皆様に提案があります。

もし皆様も「誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティ」にご興味が持てたとしたら、皆様なりに「誰も生きて死ぬことに不安のないコミュニティ」を造ることにつながると思われる工夫や情報を考案したり発見したり情報を発信したり情報交換したり、といった何らかの行動を起こしてみられてはいかかでしょうか。

一つ一つの行動か小さくても、そういった草の根の活動はあっという間に大きなうねりになると私は考えております。

今まで考えられなかったそのようなうねりが起こるのが、「風の時代」のだいご味であります。

これからの新しい社会の向かって、是非、これを機会にその社会の創造に参加してチャレンジしてみていただければと思います

私もブログ等で情報を発信するだけでなく、今後情報のハブのような役目が出来ないかチャレンジしていきたいと思っています。

 

  

(備考)

 

「土地親和論」を以下のように提示しています。

 

「地と人は繋がっており一体です」

したがって、

「これからは、人はそれを自覚し、地に足を付け、地に感謝し、地を清め浄化し、また地から必要なものを豊かに恵んでもらい、地やその元である地球のありとあらゆる生命やモノ・コトと助け合いながら、また人々も助け合いながら生きていくという哲学を基盤として、新しい社会やコミュニティを皆で知恵や工夫や情報を出し合い創っていきましょう」