鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

B/N 2020.11.19 コロナは大転換の兆しのひとつ?

f:id:winds082012:20210206154813j:image

昨日東京都でコロナの感染者が500人を超え、増えてきました。
この傾向は北海道や大阪など全国的に広がっているようです。


もともと寒くなり乾燥してくるとコロナの感染者が増えるといわれてきましたが、本当に心配です。


ところで、このコロナについては大きな出来事でありますので、以後このブログでもたびたび取り上げることとなると思いますが、本日はこのコロナの出現が皆様の生活パターンに与えたある変化について考えてみたいと思います。


その変化とは、コロナの出現により皆様の中にはテレワークになったり、残念ながら仕事が少し減ってしまったり、あるいはいろいろなイベントやレジャー買い物などができなくなったりして、結果としてある意味暇な時間が出来た方が多少なりともいらっしゃるのではないかということです。


そしてそんなある意味暇な時間が出来た方々の中には、このコロナによる社会不安も合わさり、自らの人生や生き方、あるいはそこまで大げさでなくても色々思索にふける機会が増えた方も意外に多くいるのではないでしょうか。


今後そんな方の中から、これまで常識と思っていた価値観を破り、いろいろなチャレンジや工夫、あるいは生き方、物のとらえ方を変える、という方が多く出てくる(もうその兆しはかなり出てきているように感じますが)のではないか、と私はみています。


そして、来年以降上に書いた方々の影響は意外と大きく、流行や評価基準、売れ筋の商品、新種のサービスなどが沢山出てくると同時に、古いものやり方、考え方が廃れていく、という動きがドラスチックに出てくるかもしれません。


私の専門の不動産でも、持ち家を持つのは男の甲斐性などという昭和の遺物のような考え方が雲散霧消してしまうかもしれません。


「コロナの出現により考える時間が出来た人の心の変化」、この影響については今後も注視していきたいと思っています。