鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

B/N 2020.12.24 新しい社会システムを創る人の行動) 新人類世紀2020/12月号 外伝3

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新人類世紀2020/12月号の外伝2の続きです。


前回のブログで、心の声に従って行動してゆく数多の多くの人たちこそが主役なのです、と書きました。


そのわけを書きます。
これまで、人々の心の置き所、価値観が変わっていくであろうと何度も書きましたが、それによって実際の人々は具体的にどのような行動をし、どのような志向になり、どのような価値観を共有してゆくのか、について具体的なものは今のところ何一つわかっていません(少なくとも私自身では)。
もちろん、抽象的な方向性は見えているつもりです。
ですが、具体的にどのような行動が起こり、どのようなコンテンツが生まれてくるのかはわかりません。


心の声に従って行動してゆく人たちの中には、自らの心の衝動によって外に向かって何らかの活動なり情報発信なりを行う人も多く出てくると思われます。
ただ、その人たちの大多数が草の根で何ら組織的に動いているわけでなく、また多くの人たちはお互い心の奥底で繋がっている活動を行っているという実感もないと思います。


ですが、この一つ一つの活動こそが、どれも貴重な自らの変容した心を具現化したサンプルであり、また新しい社会を形作るパーツなのです。
いわば、一つ一つが宝物のような貴重なコンテンツなのです。


ただ、そのパーツは原初ではバラバラですので、外伝2のブログで述べた裏方がそれらのパーツをまとめ陳列する手伝いをすることが必要になると思っています。
そうすると、どうなるか。
あら不思議、一つ一つの草の根発信のパーツは魂の声が具現化したものでもあるので、これまで変容していなかった人の心に響く力は、現在の魂の籠っていないステマ化したコンテンツの何倍もの訴求力があるのは間違いないでしょう。
ことによりますと、これらのパーツを集めたモノ(一種の専門サイトでも言いましょうか)は、世界中の魂が疼きモゾモゾした人を引き付ける大変なものになるかもしれません。


そして、やがてはこれらのパーツの力によって同じ方向性を眺める仲間が増えていく中で、社会のシステムを変えてゆく原動力が生まれてくると見ています。


またこういった活動の大きなスタートエリアの一つとして、これはあくまで私の感じていることでありますが、日本あるいは日本人が入ってくるような気がしています。
いや、日本人は既に伝統的にこのような行動をしてきている、と言えるかもしれません。
今はお金や世間体ばかり珍重されて、すっかり落ち葉の下に隠れてしまっていますが。
このことについては、またおいおい別のブログで触れてみたいと思います。


ちなみに私は、そもそもこのようなブログを書いているのですから、裏方です。