鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

12月は情報開示と二極分化

今年の夏「8月から起こりそうなことの予告編」というブログで、私は今後のテーマは情報開示になるような気がする旨を書きました。

 

今日は12月1日、あれから約4か月がたちましたが、社会的には情報開示のテーマは続いているようです。

 

振り返れば、8月~10月まではマスコミによるコロナの恐怖を煽る報道が全開で、多くの人は心の余裕が持てなかったように見えました。

しかし、その間でも情報開示は着々と進んでいたように感じています。

具体的に言えばマスコミによるコロナの恐怖煽りが余りにも極端でしたので、それにより比較的冷静な人たちの間でマスコミの流す情報の信用性が失墜したという意味で、大きな情報開示があったと理解できるかと思います。

表面的には綺麗ごとを並べているマスコミの本質が、遂に垣間見えてしまったという感じでしょうか。

 

更に11月以降ようやく薬害的な情報もチラホラ表面化してくるようになり、もともとワクチンに懐疑的であった人たちは当然として、これまでワクチンにそれなりの信用をもっていた人の中からも、今のコロナ騒動をやや引いて見るような人が出てくるようになってきたのではないでしょうか。

 

そしてオミクロン株の出現です。

 

例のごとくマスコミはオミクロン株の恐怖を煽っていますが、世間を見渡してみればこれまでと同様オミクロン株の恐怖に金縛りにあって周りが見えなくなっている多くの人がいる反面、この騒動をちょっと引き気味の体勢で「今度はオミクロンか」と俯瞰している人々も一定程度出てきているようで、オミクロン株が出てきたことにより人々の2極化も更に進んでいくのではないかということを感じさせる状況になってきています。

 

また海外を見て見れば、アメリカの分断が目立ちますが、それ以外では欧州の一部の国やオセアニア、カナダといったところで、ワクチン接種を巡って政府によるまさに全体主義といった民衆への圧迫の状況が巻き起こっています。

そして、当然それに対する反対運動も激化しています。

 

これも情報開示です。

口ではやれ民主主義だ自由だ平等だと耳障りのいいことを並べてきた欧米のいわゆるリベラルが、とんだファシストだったというオチです。

欧米型の民主主義も、一皮めくれば前近代的な王政や貴族政治が地下水脈で続いていたということが露見しつつあるということかもしれません。

 

ただしこの動きについても日本のマスコミは報道しません。

 

ま、本当、色々な情報開示、というか「正体見たり」、という事案が次々出てきます。

そしてその出現が加速しています。

そしてそれらの情報開示への感度を巡って、人々の間の2極分化も加速しているようです。

 

以上主にコロナ騒動を巡る情報開示と2極分化について書いてきましたが、年末はこの騒動にプラスして金融、食料、物流と色々な問題が噴出しそうです。

私の専門である不動産でも、(その時期はともかく)恒大の破綻を始めとした中国不動産バブルの崩壊は当たり前として、今活況と言われている日本の不動産も需給が崩れることになるでしょう。

更に、これら一連の変動もコロナ騒動と繋がっているということが、徐々に情報開示されていくことになろうかと思います。

そしてこの変動の中でこれまで知らなかった情報に触れることで、新たな「目覚める」人たちが出てくるものと思います。

 

巷の噂の中に、この年末から来年の初めにかけて、各個人個人が今後どのような世界に進みどのような道をたどっていくのかについて決定的な分かれ道に差し掛かっている、というものがあります。

 

現在の情報開示に対する人々の感度の2極化の状況を見ていると、あながちこの噂も無視できないとも感じてしまいます。

 

一方この先を見れば、この混乱した年末を抜けいよいよ来年は「物質から心へ」をテーマとした新しい時代が、少なくとも人々の深層の心理の世界では始まるということになりそうです。

そしてその中で、日本では新しい「人の在り方」と「社会の在り方」を模索していく動きが、「目覚めた」人々の間で顕在化してくることになろうかと思います。

 

私の提唱する「土地親和論」もお役に立つ時が来るかもしれません。