鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

日食と2極分化と新しい時代の息吹

昨日、ここ日本では見ることが出来ませんでしたが、南極等を中心に日食がありました。

先月月食をテーマにブログを書きましたが、日食も今年の5月に続いて年内2度目ということになります。

 

ところで以前のブログでも書きましたが、日食や月食といった現象は、上で日食が本年2度目と言った通り意外としばしば起きています。

しかし、やはり月が隠れたり太陽が隠れたりするのは人間の目から見て特異な現象でありますので、占星学等の世界では特別な意味が持たされているようです。

 

今回の日食も先月の月食同様、約2000年ぶりと約200年ぶりという特異な星の巡りの変化が生じはじめている最中に起こったことでもあり、私は今後の世界の有様が大きく変わっていくことを示唆しているものであると感じています。

 

では今回の日食にはどのような示唆があるのでしょうか。

それに関して私なりに調べてみますと、日食は通常は時の権力がその力を失うという意味を孕んでいるようですが、今回の日食はそれに加えて世界の新しい夜明けという希望的な展望も孕んでいるようです。

 

ただし新しい世界の空気は人間全員が感じることが出来るわけではなく、その空気を感じて新しい世界に進んでいく人と眠ったままの人に別れていくようです。

まさに映画マトリックスの世界です。

そうです、ここでも2極分化というキーワードが出てくるのです。

 

いわゆる「目が覚めてしまった人々」にとってこれから世界はどのように変わっていくのか気になるところですが、そのテーマは私が以前から申し上げているように物質偏重な価値観からの脱却とそれに伴う精神的価値観の地位向上、つまり人が自らの「本当の心」と繋がることの大切さの再認識ということになるのは間違いないと思います。

 

今の世界的な環境への取り組みを見ても、欧州を中心に精神的な価値観を見直す流れがその底流にあることが良くわかるものになってきていると思います。

しかし私は、西洋とは違う東洋的か価値観を心のDNAに持っている一人の日本人として、今の世界的な環境運動の先にある更に奥の深い精神的価値観の探求とその復活を模索する旅というものをしてもいいのではないかと思っています。

世界的な環境問題への取り組みに、日本人独自の視点と価値観により更に一味加えて深みを与える、そんなことも日本であれば大いに実現可能なのではないかと思いますし、また日本や日本人の役割でもあるのではないでしょうか。

 

皆様、責任重大かもしれませんよ。

 

最後に備考として私の「土地親和論」を掲載させていただき、本日のブログは終わりにさせていただきます。

 

(備考)

 

「土地親和論」を以下のように提示します。

 

「地と人は繋がっており一体です」

したがって、

「これからは、人はそれを自覚し、地に足を付け、地に感謝し、地を清め浄化し、また地から必要なものを豊かに恵んでもらい、地やその元である地球のありとあらゆる生命やモノ・コトと助け合いながら、また人々も助け合いながら生きていくという哲学を基盤として、新しい社会やコミュニティーを皆で知恵や工夫や情報を出し合い創っていきましょう」