鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

月食と今後の方程式(今後の方程式編)

前回のブログの続きになります。

 

今回のブログでは、私の考える5次元の世界について書いてみたいと思います。

 

まず5次元の意味からですが、ここでは当然ですが数学的な厳密な定義として5次元と言っているわけではありません。

「目に見える物質的な世界」を便宜的にこの世の平面的な(本当は立方ですが、)3次元の世界として見立て、一方「目に見えない世界」は陰陽つまり天と地の2つの世界に見立てられることが多いのでこれを2次元とし、合計5次元とした次第です。

 

目に見えない世界は私達の精神の奥深いところにある本当の「心」と繋がっていますので(これにつきましては私の過去ブログでしばしば触れさせていただいておりますので、ここでは詳細の説明は省きます)、5次元の世界では人々の心の持ちようによる影響力がこれまでより格段に大きくなると考えられます。

裏を返せば、人々の価値観が物質的なものからより精神的なものへとシフトするということです。

 

したがって今回の月食では、人々の精神の深層においてモノからココロへと価値観がシフトするという変化が起きるということが示唆されているというわけです。

この変化は前回のブログでも書きましたが約2000年ぶりと200年ぶりの星の巡りの変化と相まって起こるだろうこの世の大変動の本格的な顕在化の口火を切るホイッスルとしての機能を果たすことになろうかと思います(この辺りの詳しいことは、過去の私のブログでしばしば触れておりますので、ご興味のある方はご参照ください。また前回ブログでも書きましたが、私が今回の月食をことさら変化の初動として取り上げたのも、この全般的な大変動期の最中に起こった月食であるということが背景にあります)。

 

ですから、「5次元の価値観」というカタチに人々の深層の価値観が変わるということは、そのまま社会や経済の仕組みやこれまでのやり方を根底から変えていく原動力にもなっていくということに繋がります。

 

実はこの動きはコロナの到来とともに始まったと考えられますが、この月食以降はおよそ鈍感でなければどのような人々にも感じることのできる変化として表れてくるということかと思います。

ただし、この変動にはコロナやワクチンあるいはこれまで常識とされていたことに関するこれまで見えてなかった情報の開示(その多くはあまり気持ちのいいものではないはずです)が密接に絡んできますので、今後は各自見たくないものに目をそらさず現実を直視する勇気と英知が求められることになるでしょう。

もし現実を直視することが出来れば、いかにこの世が目に見える世界の因果関係だけでなく、神の妙義のごとくの意味にある偶然の一致や善悪入り乱れた深淵なるシナリオの展開が頻発し始めていることかということに気が付くはずです。

 

これから急速に戦後通用して来た電通的なステマややらせの広報活動による「信じこませる」や「イリュージョン」の魔術を使った人々の操作が効かなくなっていきます。

いやより正確に言えば、今まで通り魔術にかかってしまう3次元的価値観で留まり続ける人々と、自らの本質を知ろうと葛藤する5次元的価値観に進化し移行する人々(当然こうした人々に魔術は効きません)に2極分化していくことになるでしょう(既に2極分化は明らかに始まっていると考えられますが)。

そして当然今後は(紆余曲折はあるにせよ)適者生存の働きのもと3次元的価値観の人々は社会的に淘汰され、徐々に5次元的価値観が色濃い社会に移行していくことになっていくということになります。

 

したがって、今までの延長線上の3次元的な観念のみで活動や商売を続けていくところは、急速に滅んでいくことになるかもしれません。

一方今までとは打って変わって力を発揮するようになるのが、「本当の心」ということになります。

日本人得意の「おもてなし」や「心の籠ったお菓子のようなモノづくり」などもその範疇に入ります。

ただここで注意しなければならないのは、例えば「おもてなし」はお客様だけが対象ではないということです。

つまりこれまでのように客をもてなすため経営者が薄給の従業員に過重な労働を強いるなどという蛮行は、5次元世界の「おもてなし」では断じてないということです。

経営者も従業員も客も皆が皆をもてなす姿、この姿が「おもてなし」ということになるのです。

またもはや3次元偏重の世界ではないのですから、いくらモノづくりに心がこもっていても、その商品を売ることだけでは生業が成立しなくなると考えられます。

何故なら、5次元的価値観ではそもそも人々の所有欲や自己顕示欲が減退しますので、モノをあまり買わなくなります。

ましてやお中元お歳暮や付け届けなどの表面的な権威や付き合いのための習慣は早晩廃れていく可能性があります。

その反面、モノづくりのプロの心の込め方には大いに興味が注がれることになるでしょう。

したがって、今後はモノを造ったりサービスをしたりする過程における心の込め方を伝えることも、一つの経済活動として定着すると考えられます。

 

上でも書きましたが、日本はそもそもモノに心を籠めることについて世界一得意な民族であると思っています。

これからの世界においてこのような日本人の特性は大いに優位性を発揮するものと考えられます。

私が以前から「日本コンテンツ」の活用に(通常の人々が考える以上に)注目してきているのも、以上のことが背景にあります。

今後は5次元的な文脈の中での「日本コンテンツ」活用の具体的な手法を検討していく必要があろうかと思います。

 

幸い今はネットがあります。

今後ネットを活用した「心の込め方」を伝授するサービスが栄えることになりそうです。

時代が変わる直前にネットという情報ツールが出てきたことは決して偶然ではなく、時の巡りの中での必然であると解釈できますので、今後ネットを始め新しい情報ツールやドローンや3Dプリンター等のテクノロジーの活用は、今まで以上に重要になるでしょう。

 

何か後半は経営コンサルタントみたいな書き方になってしまいましたが、私は決してその筋の専門家ではなく、ただ月食を端緒として現在の経済社会情勢、星と時の巡り、心のあり様等を俯瞰して見た結果、「心の込め方」を一つのコンテンツとして見立て発信していくことの重要性に思い至ったという次第です。

 

尚最後に、これまで簡単に「心」と書いてきましたが慌ただし日常の中で自らの本当の「心」に触れていくことは至難の業になろうかと思います。

そんな時、私が提唱している「土地親和論」の実感とその実践は幾ばくかのお役に立てるのではないかと思っている次第であります。

 

 

(備考)

 

「土地親和論」を以下のように提示します。

 

「地と人は繋がっており一体です」

したがって、

「これからは、人はそれを自覚し、地に足を付け、地に感謝し、地を清め浄化し、また地から必要なものを豊かに恵んでもらい、地やその元である地球のありとあらゆる生命やモノ・コトと助け合いながら、また人々も助け合いながら生きていくという哲学を基盤として、新しい社会やコミュニティーを皆で知恵や工夫や情報を出し合い創っていきましょう」

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