巷の噂では今大きな分岐点に来ているようです(その1)
先週「「人の子である」専門家を信じ込むという落とし穴とその後にくる情報開示」という題でブログを掲載させていただきました。
今回はそのブログの番外編として私が今後重要視されることになると考えている「情」というものについてもう少し書いてみたいと思います。
まず前回のブログの最終部分の抜粋を書きます。
「今後どんな価値観が生じてくるのでしょうか。
それは「心」を重んじる価値観です。
つまり「情」です。
これから人々はこれまでのヨロズ物事を物質的刹那的に割り切って考え処理する乾いた物質的な志向に飽き飽きとしてしまい、「情」つまり「ウェット」な感情を重視していく価値観や行動パターンへと移行していくと考えられます。
またあいまいな「直感」も重視されることになるでしょう(もう既に一部の人々の間ではこの「目覚め」は起きているようですが)」
と。
このくだりですが、この前段で現在の物質偏重の価値観が変わるということを書いております。
そして今回のテーマであります「情」とは、この物質偏重の価値観に疲れてしまい飽き飽きとしてしまった人々の心の深層において変化が生じる結果で出てくる価値観と考えています。
ですから、「情」が重要視されるということは、その背景に「物質的価値観」の放棄、あるいは「現世利益」の放棄、といったものがあるということです。
昨今世間では「断捨離」が流行り、またスピリチュアル界隈ではしきりに「捨てる」というワードが出てきます。
こういった現象の背景は上で書いた「物質的価値観」の放棄という流れがあろうかと思います。
つまり、例えば「断捨離」という行為は自らの深層心理における「物質的価値観」の放棄という変化の兆候を現実社会において儀式的に表現している、というようにも解釈できます。
しかしこの「物質的価値観」や「現世利益」の放棄は、現在の社会では大きな精神的肉体的苦痛を伴うものです。
というのは、「物質的価値観」の放棄とは単にモノやカネへの執着をなくすことを意味することではなく、地位、名誉、体裁、評判と言った社会的ステータスの放棄も意味するからです。
しかも、更にことを難しくするのは、「物質的価値観」の放棄とは実際に上で書いた「物質的」な諸々を手放すということを意味するのではなく(もちろん現実にすべてを手放し隠遁してしまう人はいると思いますが)、「物質的」なものを持ちつつ「物質的」な諸々への執着心を無くすということを意味しているからです。
執着心をくすぐるものを傍目に執着心を捨てるということは意外と難しいものです。
しかし実際には今後深層の心理状態に変化が生じ、このようなことをそれほど無理がなく行うことが出来る人々が数多く出てくることでしょう。
もちろん皆が皆それこそ人の子です、当然すべての執着が無くなってしまうということはないかと思いますが、この執着の程度が低くなれば生き方も変わってくるというものです。
一方、当然目の前にありまた手の内にある「物質的」な諸々への執着がどうしても手放せない人々も数多く出てきてしまうのです。
それが、私が考えているいや観ているといった方が正しいかもしれませんが、2極化です。
そして、今後社会は「物質的」な諸々への執着が薄くなった人々の割合が徐々に多くなっていき、そういった人々の生き方に社会的に抵抗感がなくなり、結果として紆余曲折を経ながらストレスの少ない社会へと移行していくということになっていくでしょう。
また、人々の生き方が変化していくのですから、当然その過程で人々の深層心理をうつす鏡と言われるこの社会も大きな変動に見舞われるということになります。
そしてその社会の変動はこれまでのコロナ騒動という第1幕が終わり、いよいよこの年末あたりからコロナとワクチン騒動に加え経済、食料、政治といったものの問題が絡んでいく
大騒動へとフェーズが移っていくことになろうかと思います。
このような大騒動の時には平常心が大切です。
上で書きましたが、「物質的」な諸々への執着を薄く出来れば、自らがどう進んでいけば良いかについて視界は悪くならないかと思います。
一方「物質的」な諸々への執着に固まった人々は、コロナやその他の恐怖に目が曇ってしまい、右往左往して中には社会的に文字通り滅んでしまう人も少なくないかと思います。
これが2極化の意味なのです。
そして巷では今まさにその幕が開いたと言われています。
続く
(最後に)
「物質的」な諸々への執着を薄れさせ、また日常のストレスを癒す方法はそれなりにあろうかと思いますが、私が提唱する「土地親和論」も大いに役立つものと思います。
ご参考までに。
(備考)
「土地親和論」を以下のように提示します。
「地と人は繋がっており一体です」
したがって、
「これからは、人はそれを自覚し、地に足を付け、地に感謝し、地を清め浄化し、また地から必要なものを豊かに恵んでもらい、地やその元である地球のありとあらゆる生命やモノ・コトと助け合いながら、また人々も助け合いながら生きていくという哲学を基盤として、新しい社会やコミュニティを皆で知恵や工夫や情報を出し合い創っていきましょう」