鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

2022年が本格的に始まりました (前編)

今回のブログでは前回のブログで書きました今年の私のブログテーマについてもう少し詳しく書いてみようかと思います。

 

昨年末からこのブログでも書いてきましたが、今は大きな分岐点の時、今年もその流れが続きむしろ社会的にその流れが顕著に表れてくる年になるのではないかと思います。

 

そしてその底流にあるのは、人々の集合的な無意識の変化です。

 

心理学者のユングも注目していましたが、占星学の世界において現在はまさにこれまで約2000年超続いた魚座の時代が終焉を迎え次のみずがめ座の時代へと本格的に移り変わっていく最中に差し掛かっているという見方があります。

その意味は、キリストの誕生とともに始まり「愛」を信じるという心を理想として愛でながらも反面分裂の気配を常に漂わせ、その時代の最終期である現在ではついに心とその対称の位置にある「物質」が完全に分裂してしまい、人々の赤裸々な「モノ」への信仰が抑えられなくなってしまった「魚座」の時代が終わり、新しく「精神」と「物質」の統合というテーマが本格的に出現する「みずがめ座」の時代が始まるというように解釈されます。

そしてその時代の空気とそれに伴う人々の心の深層の大きな変化を背景として、聖書の中で描かれてきたような終末論的な世界が現在の社会に巻き起こってきているということは十分考えられることであります。

いや、私には既にコロナとワクチンによって半ば人為的にその世界が演出されているというようにも感じられています。

そして昨年からこのブログでもしばしば書いてきましたが、今年はそれら疫病の話題に加えて金融崩壊、食料エネルギー不足、環境問題と更に混乱に拍車がかかることでしょう。

 

これらは全て、上で書いたような時の大きな分岐点を背景とした人々の集合的無意識の変化と共時的に起こっていると考えられます。

 

では人々の集合的無意識の変化は私達一人一人にとってどう感じられるのでしょうか。

 

それは、価値観の変化です。

このことは、人々の心のあり方に変化が生じるとすれば至極当たり前のことと言えるかもしれませんが。

 

今年2022年はこの人々の価値観の変化に拍車がかかり、その流れをもはや止めることは出来ないということに、感覚の鋭敏な人々は自らの心のあり方やモノの見え方の変化から気が付くことになることでしょう。

 

そしてそうした人々を起点として、新しい生き方や社会の方向性が提案されていくということになろうかと思います。

 

ではその方向性とは何かについて、次回のブログで考えて見たいと思います。

 

続く