鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

巷ではコロナのオミクロン株の蔓延の話しで持ちきりです。

巷ではコロナのオミクロン株の蔓延の話しで持ちきりです。

 

欧米では昨年の11月くらいからオミクロン株が猛威を振るっていましたが、日本では昨年の間はコロナそのものの感染者も少なく、そもころの日常会話では「日本人はマスクはするし、手洗いもするし、清潔だからね。それに比べて外国はマスクもしないし不潔だからこんなことになるんだよ!」などと(マスク越しでもわかるくらい)したり顔で話しているオヤジやおばさんが実に多く見受けられたものです。

 

でもこんな会話を聞いた時に私は心の中で思っていました。

「違うんじゃないかな!欧米人の方が日本人より2~3か月くらい早くワクチンを打っているからワクチンの効きが低くなるのも2~3か月早いので、一足先に感染者が増えているのじゃないの?欧米がこの調子だと、日本も年明けから結構増えると思うよ!」と。

 

で、現実は残念ながらその通りになってきてしまいました。

 

でも、当時もちろんこのことを口に出しては言いませんでした。

 

なぜなら、昨年ワクチンを打った後ぐらいから、コロナで口から泡を飛ばして持論を念じているおじさんやおばさんの中で、反対意見に対してやけにけんか腰で反論する人が増えてきたからです。

 

これ、特に最近凄く目立ってきたように感じます。

 

長い間コロナで気が滅入っていますので仕方がないことかもしれませんが、今世の中を見渡せばコロナ以外にもロシア、ウクライナカザフスタンベラルーシポーランドなどでの緊張や金融市場の乱高下、物資や食料の不足など、不穏な状況がいよいよ本格化してきています。

 

確かにオミクロン株の蔓延は個人レベルで最大限の警戒と対策をすべきですが、反面オミクロン株の弱毒化を囁かれています。

 

ここはコロナの現状について(テレビだけにかじりついているのではなく、また医師のいうことをただ漫然と真に受けるのではなく)自らが能動的に色々と情報を集める努力もしながら、コロナに対して正しく恐れるということに勤めるべきでしょう。

 

それと同時に、コロナ以外の現在起きている様々な事案に対しても自分なりに情報を収集することをおさおさ怠りなく行うように勤めなければなりません。

 

そのためには、自分に都合の悪い情報も直視する勇気を持ちながら、かつ冷静に物事を見ていくことに腐心する必要があるということです。

 

そしてそのためには、年初このブログでも書きましたが、この世の執着を「棄てる」、「明るく前を向く」という心持ちがますます重要になってきているということです。

 

頑張って、この冬を乗り切りましょう。