B/N 2020.11.25 コロナの中で覚醒する人たち その2
これまで2回にわたり考えてきた心の変化について、その変化の可能性についてもう少し書いてみたいと思います。
前回この心の変化による社会への影響は大きいと私は推測している旨書きましたが、その理由は以下の通りです。
まずコロナの出現による経済的社会的影響について書きます。
・コロナの出現が多くの人々にこれまで経験したことのない不安を与え、そのうちの一部の人に自らの命について考える機会を与えた。
・感染対策のため移動や接触の自由が奪われ、生活習慣が変わった
・上記により経済的社会的混乱が生じ、現在の社会経済体制の脆弱性が露見した
・経済的混乱や移動接触の不自由の中で産業やサービスの構造が変わりつつある
・上記の影響によりマスメディアが脆弱化し、その信頼性が低下し、従来マスメディアを通じて個々人に落としこまれてきた価値観や常識に再評価の機運が生じてきている
コロナの出現による経済社会的影響は、挙げればまだいくらでもあると思いますが、ざっと考えても上記の事項が上がってきます。
上記事項は良く見ればコロナによる直接的な影響と、コロナをきっかけとして顕在化した、あるいは変化が促進された事項があるわけですが、いずれの事項も現在の常識や価値観の再評価のきっかけになりうるものと思われます。
このような状況下で改めて自らの心を見つめなおしたとしたら、その見つめなおした人はどうなるでしょうか。
そう、現在の常識や価値観の再評価を行い、今までとは違う生き方を模索し、その中である決断をし経済的社会的活動や情報発信をし始めたとしたら、これまでとは違う情報やサービスや商品が出てくる、あるいはそうしたものへのニーズが出てくるのでは、と推測したのです。
それでは、どのような人がどのくらいこうした活動をするのでしょうか。
それは、また次回にて。