鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

B/N 2020.11.26 コロナの中で覚醒する人たち その3

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昨日の続きです。
 
どのような人がどのくらいこうした活動をするのでしょうか。


まず、自分の心を見つめなおす人ですが、このような人は現在の状況(財産や社会的地位等)を維持しようとすることへの執着がなく、直観力も使いながらこの先の社会像や生き方について考えられる人であろうと考えています。
すなわち社会が変わるという確信を直感も含めて実感し、それを直視できる胆力と感性がある人。


こういった人はどのくらいいるのか?
当然はっきりした割合の数字はありませんが、参考になるところではアーリーアダプターの割合は13.5%くらいという調査結果があるようです。
私も周囲の人の観察よりおおよそ10%くらいかなと思っています。


このくらいの人が自らの心を見つめなおし、直観力も使いながら社会が変わり新しい生き方への模索が始まると感じ、新しい社会や生き方への必要性の実感の中で多くの人が情報の発信や何らかのサービス活動(ささやかなものも多いと思いますが)を始めるとみています。


そうなると昨日のブログで書きましたように、そこからこれまでとは違う情報やサービスや商品が出てくる、あるいはそうしたものへのニーズが出てくるのでは、と推測しています。


では、こうした新しいサービスや商品のテーマは何か?
これらの誕生には現在の物質文明の見直しと直感が深く関係していることから、私は「人とその他のモノを今までのように分断しない」つまり「人と人、人と自然の統合という意味での共生、助け合い」がテーマになると考えています。


では次に課題も考えてみたいと思いますが、これはまた次回に。