鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

B/N 2020.12.28 大荒れの2020年 来年は?

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今年11月中旬からブログをはじめさせたいただきわずか1か月半くらいの期間でしたが、その間だけでも社会はコロナの蔓延、アメリカ大統領選挙にかかわる様々な出来事、中国での大停電や(恐らくドルの不足からくる)相次ぐ大型倒産などの変調、更に占星術上の一大イベント等、恐らく通常の年でしたら大事件であろうことが短期間で矢継ぎ早に起きてきました。


しかもいずれの事案も、来年以降の社会情勢に大きな影響を与えることが必至な出来事であります。
というより、むしろ今年のこの暮れが序章で、来年からが変化の本番であるように思えます。
またそれに伴い私達の日常の生活も、来年は今年以上に大きな出来事や変化に見舞われ、一人一人の精神にも大きなストレスやプレッシャーがかかることがあるかもしれません。


このような状況でどう生きるか?


繰り返しになりますが、自らの奥底にある本当の心を探し、その道しるべを訪ねることです。
社会が変動するということは、既存の価値観が揺らぎ、または消滅し反転してしまうことです。
このような時、何物にもとらわれない一本の太い心の心棒を持つということは、非常に重要なことです。
ユング心理学によれば、この心の心棒は人類共通して深層に存在しているとのことです。
そしてこの心の心棒(ユングは自己と呼んでいました。ユングは自己とはいわゆる神に通じる何かではないかと考えていた形跡があると述べている研究家もいます)に通じ心が静寂を守ることにより、そこに清らかな心がある時、同時性の原理が働き、自らの人生が守られ好転する、と(論理的にいえば)考えられますし、実際そのように解釈されている向きも多数あります。


ただし、これを実際に行うのは難しい、がこのことを覚えて不完全でも良いので実行するように心掛けていけば、よろしいのではないでしょうか。


私の専門とする不動産の世界でも、いよいよ来年から従来の価値観や手法が通じなくなったと実感することが、いろいろな場面で表面化してくると思われます。
不動産は高価な財産ですので、住むことや生活、更に金融に直結するものです。したがってその変動が関係する人々に与えるストレス、プレッシャーはまた格段に大きなものになるでしょう。


精神と物質、心と身体は相互に影響を与え、またこの社会に存在している諸々のモノ(各々の人や木々や生物、自然など)も相互に繋がっている(みずかめ座の象徴)、これからの時代はこれまで分離していたこれらのモノの統合・統一がテーマとなります。土地や不動産と人との関係も、また然りです。不動産の世界で大きな変動が起こるのは必然なのです。
もちろんその他の社会全般でも同じです。
この時必要なのは、むしろそれに対する人の心の変容なのです。


来年は1月6日からブログをスタートさせていただく予定です。
ブログの底流で流れるテーマには、常に上に書いたような「統合」の気配が漂うことになろうかと思います。


それでは、本年はありがとうございました。


良いお年を。