鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

2021-01-01から1年間の記事一覧

秋が深まるとともに別の回転が始まる兆しが出てきた?

此のところ中国の不動産開発大手恒大集団の経営危機の話題が大きく取り上げられています。 いよいよ中国の不動産バブル崩壊か、はたまたより大きな国際的金融危機に発展するか、皆が固唾を飲んで見守っているという状況です。 また日本時間の本日はアメリカ…

逆張りのすすめ(その2)

前回のブログの続きになります。 前回のブログで私は、現在は明治維新に匹敵する大変動期にあり、その中での処世術としてはこれまでの定番、常識、定石そして世間の目に引きずられないようにして、逆張りを恐れないことであるという趣旨のことを書きました。…

逆張りのすすめ(その1)

いきなりですが、私達は今どんな時代に生きているのでしょうか? 天下泰平の時代でしょうか? コロナやその後の異例ともいえる世界一斉のワクチン接種の展開を見て、今はそうではない非常時だということは皆様異論はないと思います。 それでは近未来はどんな…

土地親和論 ‐ 土地親和論を個人生活にどのように生かせるか考えてみた(私の予感編)  

このブログでは前2回のブログのエピローグのような位置づけで、今私が予感していることを書きます。 私は現在進行中のコロナとワクチンの問題をこれまで見てきて感じていることがあります。 それはこのコロナとワクチンの問題の今後の顛末は、目に見える世界…

土地親和論 ‐ 土地親和論を個人生活にどのように生かせるか考えてみた(その2)

昨日のブログの続きになります。 私の心の閃きにより「地と人は繋がっており一体です」ということを実感したことにより、どのような変化が現れたかについての話しから始めます。 心の閃きにより「地と人は繋がっており一体です」ということを実感しますと、…

土地親和論 ‐ 土地親和論を個人生活にどのように生かせるか考えてみた(その1)

本日のブログは私が9月7日に投稿いたしましたブログ土地親和論 ‐「私は土地親和論を授かった」の続編の位置づけになります。 ブログのテーマは、土地親和論を皆様個人のこれからの人生の中でどのように生かせることができるのだろうかということについて私な…

先週の金曜日、久しぶりに散歩しました。

先週の金曜日、9月に入ってから雨の日が続きていた中、久しぶりに良い天気になりましたので散歩をしました。 1時間ぐらい散歩をしました。 ところがその日は、肌寒い雨がちの天気が続いた後久しぶりに良い天気になったかと思いきや、一転日中30度越えの真夏…

土地親和論 ‐ 割り切れないものを割り切ってはいけない進化論(その2)

前回のブログで数値の絶対化について書きました。 物事には割り切れないものが数多くあります。 しかしとかく物質的な価値観を神格化し物事の見える化にこだわるこの(特に最近の)資本主義の世の中では、割り切ることが難しいものを数値化して多くの人々に…

土地親和論 ‐ 割り切れないものを割り切ってはいけない進化論(その1)

物事には割り切れないものが数多くあります。 しかしとかく物質的な価値観を神格化し物事の見える化にこだわるこの(特に最近の)資本主義の世の中では、割り切ることが難しいものを数値化して多くの人々に見える化する方が、結果そのものの評価がしやすくな…

土地親和論 ‐「私は土地親和論を授かった」ということについて

これまでたびたびこのブログで土地親和論(土地親和論の内容は最下記の参考をご参照ください)というものを提唱してきました。 土地親和論についてはこのブログの6月21~23日にかけての「土地親和論とは」シリーズと、7月6~20日にかけての「ついに心とモノの…

菅首相に思うこと

昨日菅首相総裁選出馬せず、つまり首相もお辞めになるということが発表されました。 首相在任1年。 大変な時期にお疲れ様でした。 ところで、私は正直言いまして菅首相の支持者ではありません。 しかしだからこそ第3者的な感覚で見れたのかもしれませんが、…

土地親和論‐200年に一度の歴史感覚と今は不動産も何も様子見の時(その2)

私達は歴史的時代に生きている、昨日のブログの最後で私はこう書きました。 このブログを読んでいらっしゃる皆様は当然今現在生きているわけですから、私の主張がしっくりくるかどうかはそれぞれご判断してください。 ただ、私は私達が今歴史的時代に生きて…

土地親和論 ‐ 200年に一度の歴史感覚と今は不動産も何も様子見の時(その1)

突然で恐縮ですが、モデルナとファイザーワクチンの異物混入のニュースは改めてコロナワクチン接種の良し悪しに波紋を投げかけています。 両ワクチンは多くの人が接種をしており、デルタ株を始めとするコロナウイルスの変異や未接種者の動向も絡みあいながら…

パラリンピックが終わると世の中騒がしくなりますよ。こんな時は敢えて肩の力を抜いていきましょう。

明後日から9月です。 今日あたりまだ暑いですが。 今度の日曜日でパラリンピックも終了とのこと。 まずは無事に大会が終了することを、また出場者の皆様のご健闘を心から祈念いたします。 ところで、政治日程は名目上パラリンピックが終了すると同時に本格的…

情報開示の話 2021年8月28日現在 

先月の「8月から起こりそうなことの予告編」というブログで、私は8月以降起こりそうなテーマの一つに情報開示を挙げていました。 気になる情報が中途半端にボロボロ出てきていますね。 ちょっとそのペースが私の予感よりかなり早いような気がしますが。 ・ …

コロナの話題で何故か光があたらないストレスと免疫ついて思うこと(その2)

昨日のブログの続きです。 まず私の想像によるといいましょうか予感によるといいましょうか、今後の見通しから書きだします。 十中八九ワクチン接種の万能性の感覚は薄れていくと思いますので、これからは自然の免疫がもう一度クローズアップされてくると感…

コロナの話題で何故か光があたらないストレスと免疫ついて思うこと(その1)

コロナの蔓延とワクチン接種が話題です。 ところで個人的な話で恐縮ですが、1か月ほど前ふと自分の食生活が気になることがありました。 というのは、大変生々しい話で恐縮ですが、とあるよく行く食堂でこれまたよく注文するダブル餃子定食なるものをオーダー…

横浜市長選から見えてくる次世代社会の可能性

昨日横浜市長選挙がありました。 結果は立憲民主党や共産党等の野党が押していた山中氏の圧勝でした。 菅首相の押していた小此木氏と前職の林氏は完敗といったところでしょうか。 私は横浜の近くで生まれ育った関係もあり横浜市長選にはそれなりの関心もあり…

甲子園の長雨

夏の甲子園が長雨により、連日決勝戦までのスケジュール変更に追われています。 このようなことは異例でしょう。 巷では、気候変動の仕業かなどとささやかれていますが、私はちょっと別のところに目が行ってしまっています。 それは、「長い雨」そのものです…

オリンピックの閉会式を見て感じたこと

以前このブログで、オリンピックの開会式を見た感想を書きました。 今回はオリンピックの閉会式を見た感想です。 一言で申します。 「あ、オリンピックは終わったな」。 正直閉会式は開会式で大体察しはついていましたし、そもそも閉会式ですから(開会式の…

土地親和論 ‐ 情報開示の話(その2)

昨日のブログの続きです。 不動産の情報を扱う時に私のセンサーが感知しがちな代表的な注目する点をもう一度書きます。 ・ 最初の話しが出来すぎていないか。ありえないほどおいしい話であるか。 あるいは、不安な部分にあまり言及せず、いい点ばかり強調し…

土地親和論 ‐ 情報開示の話(その1)

少し前に8月以降で起こりそうなこととして、情報開示がありそうという内容のブログを書きました。 今日はこのテーマについて触れてみたいと思います。 私は不動産に関係する仕事を長年してきました。 不動産というものはご存じの通りいわゆる高額商品が多い…

自然は偉大

これからしばらく雨模様の天気が続くようです。 秋様前線が日本列島の上に停滞しているためだそうです。 秋雨前線? もう秋? そういえば、この暑さの中でも聞こえる虫の音は秋を感じさせるようになりました。 またここにきて早朝の暑さもやや和らいできたよ…

土地親和論 ‐ ワクチン接種から閃いた原点を見つめるということ(その2)

昨日のブログの続きになります。 ワクチン接種をするかどうかを、自らの健康を守るために行うかどうかで判断するのではなく、周りや世間常識をみて判断するという行為。 もし周りもまた周りを見て決める人ばかりだったら(往々にしてこういうことは起こって…

土地親和論 ‐ ワクチン接種から閃いた原点を見つめるということ(その1)

今回はちょっとセンシティブな話題です。 ワクチン接種に関する話題です。 もちろん私はここでワクチンを打つべきか打つべきでないかを論じるわけではありません。 土地親和論の各論ですので。 まずワクチンに関わる現状についてですが、テレビや新聞からの…

祝:オリンピックが無事終わりました

8月8日、オリンピックが無事に終了しました。 開会式前の大混乱、また一部ではテロの噂もある中、オリンピックが無事に終了することが出来ましたのは本当に良かったです。 また選手の皆様もオリンピック史上最高の結果を残されたとのこと。 本来は選手を守る…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その4)

今回は、私はこの開会式を見て、今後何が必要かと感じたかについて書いてみたいと思います。 まずおさらいも含みますが私が開会式を見て感じたこと。 ・ 東洋と西洋の接点としての日本という視点に欠けていたのではないか なぜそうなったのか ・ 日本という…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その3)

私がオリンピックの開会式に関する論評で一番心に残ったものは、音楽でもっと日本オリジナルのものや日本的演出を使っても良かったのではないかということです。 論評で指摘されている該当部分としては、イマジンを使用したことやその時の映像、長嶋氏が走っ…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その2)

昨日のブログで、私がオリンピック開会式で私が気になったことは、日本の立ち位置として東洋と西洋の接点としての日本という視点に欠けていたのではないか、ということを書きました。 もう少し、この辺りについて書いてみたいと思います。 まず私自身の背景…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その1)

今、東京オリンピックが佳境に入っています 日本選手も地元の利を十分生かして大変活躍しており何よりです。 コロナの感染者が増える中、閉幕するまで何とか無事に続けることが出来ることを心から願うばかりです。 ところで、オリンピックの協議日程が進む中…