鈴木 優 土地親和論

鈴木優は、「土地親和論」を提唱し次世代における新しい社会創造のためには「地と人が一体であること」を実感することの大切さを説く。不動産鑑定士。不動産コンサルタント。

土地親和論 ‐ 情報開示の話(その1)

少し前に8月以降で起こりそうなこととして、情報開示がありそうという内容のブログを書きました。 今日はこのテーマについて触れてみたいと思います。 私は不動産に関係する仕事を長年してきました。 不動産というものはご存じの通りいわゆる高額商品が多い…

自然は偉大

これからしばらく雨模様の天気が続くようです。 秋様前線が日本列島の上に停滞しているためだそうです。 秋雨前線? もう秋? そういえば、この暑さの中でも聞こえる虫の音は秋を感じさせるようになりました。 またここにきて早朝の暑さもやや和らいできたよ…

土地親和論 ‐ ワクチン接種から閃いた原点を見つめるということ(その2)

昨日のブログの続きになります。 ワクチン接種をするかどうかを、自らの健康を守るために行うかどうかで判断するのではなく、周りや世間常識をみて判断するという行為。 もし周りもまた周りを見て決める人ばかりだったら(往々にしてこういうことは起こって…

土地親和論 ‐ ワクチン接種から閃いた原点を見つめるということ(その1)

今回はちょっとセンシティブな話題です。 ワクチン接種に関する話題です。 もちろん私はここでワクチンを打つべきか打つべきでないかを論じるわけではありません。 土地親和論の各論ですので。 まずワクチンに関わる現状についてですが、テレビや新聞からの…

祝:オリンピックが無事終わりました

8月8日、オリンピックが無事に終了しました。 開会式前の大混乱、また一部ではテロの噂もある中、オリンピックが無事に終了することが出来ましたのは本当に良かったです。 また選手の皆様もオリンピック史上最高の結果を残されたとのこと。 本来は選手を守る…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その4)

今回は、私はこの開会式を見て、今後何が必要かと感じたかについて書いてみたいと思います。 まずおさらいも含みますが私が開会式を見て感じたこと。 ・ 東洋と西洋の接点としての日本という視点に欠けていたのではないか なぜそうなったのか ・ 日本という…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その3)

私がオリンピックの開会式に関する論評で一番心に残ったものは、音楽でもっと日本オリジナルのものや日本的演出を使っても良かったのではないかということです。 論評で指摘されている該当部分としては、イマジンを使用したことやその時の映像、長嶋氏が走っ…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その2)

昨日のブログで、私がオリンピック開会式で私が気になったことは、日本の立ち位置として東洋と西洋の接点としての日本という視点に欠けていたのではないか、ということを書きました。 もう少し、この辺りについて書いてみたいと思います。 まず私自身の背景…

土地親和論 ‐ オリンピックの開会式を見て感じた統合の意味(その1)

今、東京オリンピックが佳境に入っています 日本選手も地元の利を十分生かして大変活躍しており何よりです。 コロナの感染者が増える中、閉幕するまで何とか無事に続けることが出来ることを心から願うばかりです。 ところで、オリンピックの協議日程が進む中…

宴のあとに何が来る?

オリンピックが佳境です。 日本選手の活躍もあり、日々日本選手やお気に入りの外国選手の活躍に一喜一憂している人も多いようです。 残念ながら私はテレビを持っていませんのでそうした周りの人たちを少し冷静に見ることが出来るのかもしれませんが、そのよ…

8月から起こりそうなことの予告編

8月以降起こりそうなこと。 私なりに予想してみます。 テーマはズバリ、情報開示と世間常識の揺らぎ。 8月以降、これまで隠されてきた情報(と言ってもある程度の世にいうひねくれ者は、これまでの世間の流れから漠然と違和感を持って既に捉えていた可能性の…

オリンピックが始まりました

先週末からオリンピックが無事に始まりました。 始まるまでに紆余曲折がありましたが、注目された開会式も(中身についてはいろいろ議論があるようですが)無事に終了し、今のところオリンピックの各競技もスケジュールをこなすことが出来ています。 また日…

あらら、星が巡ってロックが流行っている(その2)

久方ぶりに世界的なウェーブを巻き起こしているROCKバンド、マネスキン。 このような現象はここ20年くらいなかったともいわれています。 で、これからは星の話題になります。 占星術では2020年暮れから今後200くらいにわたるいわゆる「風の時代」に入ったと…

あらら、星が巡ってロックが流行っている(その1)  

マネスキン(モーネスキン・maneskin)と言う名前を聞いたことがあるでしょうか。 これはイタリアのROCKバンドの名前で、今アメリカと日本を除く世界の主要国で曲を大ヒットさせているグループなのです。 また今の感じだとアメリカでも火が付き始めてい…

土地親和論 ‐ 熱海から見えてくるもの

先日熱海で大規模な土砂崩れが発生し、多くの犠牲者が出ました。 同時に被災者も数多く出て、大変多くの方々が悲しみにまたご苦労に苛まれることになってしまいました。 現在その原因を究明中ですが、ここで犯人捜しをするということはいたしません。 ただし…

梅雨明けました。オリンピックが始まります。

ここ東京では16日に梅雨明けしたとのこと。 それ以来連日35度前後の猛暑日が続き夏本番という雰囲気です。 またこの週末からいよいよオリンピックが始まる予定です。 コロナの感染者が高水準で発生している中、準備の仮定でごたごたが尽きなかったオリンピッ…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして(⑪ 土地親和論と未来へ向かう )

前回までの10回にわたったブログにより土地親和論の要旨の説明を一通りしてきました。 今回はその総集編のようなものになります。 これから土地親和論の概念を実感しこれを実践していくという過程において、モノの見方や着眼点がどのようなものになっていく…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑩ 人と社会への貢献の表明 )

これまで「土地親和論‐ついに心とモノのバランスをとるものとして」9本のブログにて土地親和論の要旨を説明させていただきました。 ここでは「土地親和論」とバランスと統合という観点からまとめさせていただきます。 まず土地親和論の概念を繰り返しますと…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑨ 次世代に向けた日本の可能性 )

今回は土地親和論の可能性と日本をテーマにして書いてみたいと思います。 今後自我が膨張して形成された現代社会から意識と無意識が繋がった社会へと移行する過程においては、激しい社会的混乱が訪れることは必定です。 既にコロナの出現によりその兆候は色…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑧ 土地親和論を展開していくということ )

以前のブログでも書きましたが、占星術におけるプラトン年代法というものによればこの西暦2000年頃から以後約2000年にわたる「みずがめ座」の時代に入ったということになっています。 因みにこれより以前は約2000年にわたって「魚座」の時代でありました。 …

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑦ 安易な神かかりは禁物 )

今回は心の声を聴く時注意する必要があることを書きます。 心の声を察する、直観を感じる、には無私無欲であることが必要です。 ですので、⑤のところで書きましたように「地」に心を向けたとしてもその時に何か感じるとは限りません。 いやむしろ全然関係の…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑥ 自分自身の心を信じる )

これまで土地親和論について地を舞台として心とモノのバランスを取るための概念としてご説明してきました。 この場合バランスを取るということは、五分五分つまり心5分モノ5分ということが前提となります。 土地を取り巻く色々な物事を捉え考えていく場合、…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ⑤ 地の声を聴く )

地の声を聴く時の心がけのようなものにも触れてみましょう。 この点につきましては既に以前のブログで書いておりますので、ここでその一部を引用します。 「答えは簡単です。 対象となる土地や不動産に親和する、つまり利害感情を一切排除して感謝し愛でる、…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ④ 日本初の意味 )

今回は土地親和論と日本の関係にも触れてみたいと思います。 東京医科歯科大学名誉教授で医学者の角田忠信氏によれば、世界の人々の中で日本人とポリネシアの人だけが虫の音を人の声の理解など論理的知的処理をする言語脳といわれる左脳で聞くと言われていま…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ③ 地と人は繋がっており一体であること)

不動産は高額な商品です。 その結果、売買の現場や相続では醜い争いがしばしば起き、また開発や投資に失敗した企業の倒産が際限なく起こっています。 私はこの問題点を感じ始めてから程なくして、現在の不動産を取り巻くこれら様々な問題は不動産の目に見え…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして(② 問題点について書いてみる )

「モノと心のバランスを欠いている、従ってその両者を統合しバランスの取れたものにする必要がある」 これだけでは全く何のことかわからないと思いますので、土地親和論ですので不動産を例に出して説明してみることにします。 不動産の購入や開発を検討する…

土地親和論 ‐ ついに心とモノのバランスをとるものとして( ① 表舞台に出てきたこと )

これまで何本か土地親和論に関するブログを書いてきました。 しかし私自身ブログを書きながら土地親和論に関して説明不足ではないかと感じるところが残っていました。 これからこの辺りについてもう少し掘り下げてみたいと思います。 私は以前のブログ「土地…

やっぱり踊り場?

昨日の東京都議選の結果が出ました。 私にとって気になることが二点ありました。 まず前提として、物事に対する常識的な理解力があれば自民党の大敗であることがお判りになろうかと思います。 で、今日ここで書きたいのは、だから日本の政治は変わりますね、…

ワクチンと戦後日本神話の行方

先日宮内庁長官から発せられた天皇陛下のお心ご推察について、ネットを主戦場として喧々諤々の議論の応酬が起こりました。 また、コロナワクチン担当の河野大臣によるワクチンに対するデマ断定の発言についても、悪意を込めた煽りを含め議論が盛り上がりまし…

土地親和論 ‐ 家は買うべきかの判断(その3)

これまで書いてきましたが、現在の持ち家が人生の目標などという価値観は、実際はいわゆる55年体制ともいうべき昭和の時代の遺物となっています。 都会でマンション、郊外で夢の一軒家を持ち一家の主(あるじ)、などという時代ではないのです。 しかし現在…